剣道の試合で勝つために必須の有効打突に大切なこと

こんにちは。

剣道弱者の坂井です。

今回は『剣道の試合で勝つために必須の有効打突に大切なこと』と題し剣道の基本的な考え方などを分かりやすく解説します。

これを読むことで【なぜ自分の打突が一本にならないのか?】と言う疑問を少しでも解決すると思います。

僕はこの理解を深めることで一本取ることの出来なっかった相手や先生に一本取ることができるようになりました。

剣道を初めて間もない初心者から子供の頃にやっていて大人になって復帰した方、部活や稽古会などで先生に頂いたアドバイスの意味が分からない方などに読んでいただいて剣道の上達にお役に立てたらうれしいです。

 


・しっかり確認しておきたい気剣体の一致について(剣道のルール)

まず剣道で一本を取るには「気剣体の一致」を理解することが必要です。
皆さんなんとなく理解しているとは思いますが「気剣体の一致」を深く理解することで一本になる確率が格段に上がりますのでここで改めて細かく解説していきます。



まずは気剣体の「気」に大事なのは

 

戦う意志がはっきりと第三者に見えることです。

 

 

気を分解すると二つの要素に分けられます。

『声』と『姿勢』です。

剣道ではよく声を出せとしきりに言われる事が多いかと思います。
これはお腹からしっかり発声することで丹田(体幹)に力が入り姿勢が安定することで審判員や相手への見た目(戦う姿勢「気」が見える)が変わります。

気持ちは姿勢に現れるので怖くても逃げる気持ちではなく動いたらいつでも打つ気持ちを持てば自然に『気』が充実しますので普段の稽古から意識してみてください。

 

次に気剣体の『剣』

ここで大事なことは

 

上から打つことと残心です。

 

基本的に剣道では上から下へ打突する軌道しかありません。

胴を打つにも斜め上から斜め下へ斬ります。

横の軌道は刃筋が通りにくいので有効打突になりにくいのです。(小手も同様)

打突の軌道は残心に現れ刃筋の通らない打突は残心の時に不自然な向きに竹刀が向いて(左拳が右拳より中心から外れている)しまうので残心の形もしっかり確認すると良いです。

軌道の確認には小判型竹刀や木刀で確認しましょう。

 

 

気剣体の『体』は打突の瞬間の姿勢です。

しっかり身体が前に送られていることが大事です。

これはYouTubeなどで多くの選手の打突の瞬間の姿勢を観察しましょう。

それをもとに鏡の前で同じ姿勢になるように何度も確認して基本打ちで姿勢を意識してみましょう。

自分の姿はイメージと大きく違うことがありますので鏡や動画を撮影して確認することはめちゃめちゃ効果的なので是非実践してみてください。

自分はかっこよくやっていたつもりがめちゃめちゃダサくてがっかりした経験があります。w

 

最後に残心ですが

残心はアピール。

いまのは狙って打ったんだよ!

どう?(気をしっかり見せる)
【これがないと何となく当たった】【まぐれで当たった】ように見えるのでしっかり主張するようにしましょう。

よく気持ちを残す(次の打突に備える)といいますが試合において残心はアピールです。

こんなことを書くと怒られそうですが、、、

そうでなければ打突の瞬間に旗が上がることはありませんからねwww

その際に過度なアピールになりすぎないこと。

これは審判や周りの方に悪い印象を与えてしまします。

審判員は人間なので印象が悪いと勝たせたくない気持ちになります。


全ては審判への見え方なのでそれを意識するようにしましょう。

めちゃめちゃ大事なことです。

 

今回は僕なりに有効打突について解説しましたが様々な考え方があると思いますので是非感想などをコメントください。


次回は打突の機会について(タイミング)書いてみたいと思います!